虫刺されの症状、対処法について

虫刺されの症状、対処法について

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  • 監修薬剤師 久保田 潔

    監修薬剤師 久保田 潔

    作成日: 2024年8月1日

夏になると、蚊やその他の虫に刺される機会が増えます。
虫刺されは一見無害に見えることが多いですが、ひどいかゆみや腫れ、水ぶくれ、さらにはただれることもあります。特に体質によっては、症状が重くなることがあるため、適切な対処法を知っておくことが重要です。

虫刺されの種類

虫刺されにはさまざまな種類があり、それぞれ異なる症状を引き起こします。以下に代表的な虫刺されを紹介します

蚊:最も一般的な虫刺されで、かゆみと軽い腫れが特徴です。体質によっては、刺された部分が異常に腫れることがあります。

アブ:アブに刺されると、強い痛みとともに大きな腫れが生じることがあります。かゆみも強く、長時間続くことが多いです。

ブヨ:ブヨに刺されると、強いかゆみと腫れが生じます。刺された部分が赤く腫れ上がり、水ぶくれができることもあります。かゆみが数日間続くことが多いです。

ムカデ:ムカデに刺されると、激しい痛みと腫れ、さらには発熱やリンパ節の腫れを引き起こすことがあります。刺された部分がただれることもあります。

ハチ:ハチに刺されると、強い痛みと腫れが生じます。アレルギー反応が出ることもあり、重篤な場合はアナフィラキシーショックを引き起こすことがあります。

ノミ:ノミに刺されると、小さな赤い斑点ができ、強いかゆみを伴います。刺された部分が水ぶくれになることもあります。

ダニ:ダニに刺されると、かゆみとともに赤い発疹が現れます。刺された部分がただれることもあります。

クラゲ:クラゲに刺されると、激しい痛みとともに赤い線状の発疹が現れます。場合によっては水ぶくれやただれが生じることもあります。

特にハチに刺された後に呼吸困難、めまい、急激な血圧低下、意識喪失などの症状が現れた場合は、アナフィラキシーショックの可能性があります。これは命に関わる緊急事態なので、すぐに病院に行く必要があります。
それ以外でも激しい痛みや腫れ、感染の兆候(赤身、熱感、膿など)が現れた場合は病院で診察を受ける必要があります。

虫刺されの症状

虫刺されの症状は、刺された虫の種類や個人の体質によって異なります。一般的な症状としては、以下のようなものがあります

かゆみ:最も一般的な症状で、刺された直後から数時間続くことがあります。

腫れ:刺された部分が赤く腫れることが多いです。特に蚊に刺された場合、腫れがひどくなることがあります。

水ぶくれ:一部の虫刺されでは、水ぶくれができることがあります。

ただれ:かきむしることで、刺された部分がただれることがあります。

アレルギー反応:体質によっては、刺された部分が異常に腫れたり、全身に発疹が出ることがあります。

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虫刺されの予防

体質によっては、虫刺されの症状が重くなることがあります。以下の対策を講じることで、症状を軽減することができます。

・蚊取り線香や防虫スプレー、虫よけスプレーなどを使用し虫を寄せ付けない
・長袖・長ズボンを着用し、肌の露出を抑える

また、最近では虫の天敵であるオニヤンマを模した帽子やバッグなどにつけられるグッズも登場しています。アウトドアの際に活用してみるのも良いでしょう。

虫刺されの対処法

虫刺されの症状を和らげるためには、早めの対処が肝心です。以下の方法を試してみてください。

冷やす:刺された部分を冷やすことで、かゆみや腫れを和らげることができます。氷をタオルに包んで当てると効果的です。

清潔に保つ:刺された部分を清潔に保つことが重要です。かきむしるとただれる原因になるため、注意が必要です。

塗り薬の使用:かゆみを抑えるために、抗ヒスタミン薬を使用することができます。市販のかゆみ止めの塗り薬に多く含まれています。また、ひどい腫れやかゆみがある場合は、ステロイドを含むものを使用することが効果的です。ただし、長期間の使用は避けるようにしましょう。

医薬品のご紹介

ここからは、虫刺されの時に使える医薬品を紹介します。

塗り薬(ステロイドを含むもの)

かゆみや腫れがひどい場合はステロイドを含む塗り薬の使用が効果的です。

【第(2)類医薬品】ウナコーワエースL(セルフメディケーション税制対象)(30ml)と【第(2)類医薬品】ウナコーワエースG(セルフメディケーション税制対象)(15g) に含まれるステロイド成分はアンテドラッグと呼ばれ、患部ですぐれた抗炎症作用を発揮し、その後、低活性物質に変化します。そのため、ステロイド特有の副作用を起こしにくい特性を持っています。

また、ノミ・毛虫・ムカデ・クラゲなどによる強い炎症や激しいかゆみにも効果を発揮します。
外出先での使用には手を汚さずに塗れてベトつかない液体タイプが便利で、局所的な虫刺されや乾燥肌にはゲルタイプが適しています。症状や使用シーンに応じて適切な塗り薬を選び、虫刺されの症状を効果的に緩和しましょう。

更新

    塗り薬(ステロイド含まないもの)

    これらの塗り薬は抗ヒスタミン薬と呼ばれる痒み止め成分を含みます。
    【第2類医薬品】新ウナコーワ クール は局所麻酔成分も含み、より痒みをしっかり抑えてくれる内容です。
    【第3類医薬品】ムヒS はクリームタイプで肌に長く留まり、持続的に効果を発揮してくれます。
    【第3類医薬品】液体ムヒベビー はメントールを含まず、ひんやりする感覚を抑えたもので赤ちゃんでも使いやすいものです。

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      パッチタイプ

      かゆみ止め成分を含み、患部にパッチを貼ることでかきむしってしまうことを防いでくれます。
      お子さまでも使えますが、貼った箇所がかぶれないか保護者の方が見ながら使ってあげてください。
      キャラクターのイラストが入っているものもありますので、お子さまと一緒に選ぶのも良いかもしれません。

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        まとめ

        虫刺されは、かゆみや腫れ、水ぶくれ、ただれなどの症状を引き起こすことがあります。 特に体質によっては、症状が重くなることがあるため、早めの対処が重要です。 冷やす、抗ヒスタミン薬やステロイドの塗り薬の使用、清潔に保つことなどの対処法を実践し、症状を和らげましょう。また、防虫対策を徹底することで、虫刺されを予防することができます。

        この記事を書いた人

        • 監修薬剤師 久保田 潔

          監修薬剤師 久保田 潔

          神奈川県横浜市出身。
          調剤薬局で11年間勤務したのち、楽天24 ヘルスケア館の薬剤師として勤務。無類の猫好きで、競技かるたはA級四段の腕前。

        • 楽天24 ヘルスケア館はビタミン、サプリメント、風邪薬など、あらゆる健康食品や医薬品を取り揃えているヘルスケアの専門店です。

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